VSヴィアティン三重

 5-0で12試合ぶり?の勝ち点3

     久保
     坂本
原口       宇佐美
    小山嘉茂
久保田門司馬場稲垣
      永富   
こんな感じでなかろうか

 ここ数試合と同様、序盤から主導権を握る展開に。坂本選手が中央に陣取る時間が増えたことで、独特のタメが生まれ、スリッピーなピッチ状態もあって滑るようにボールが回っていく。裏を取れる回数と精度がよく、稲垣選手、原口選手が相次いで強烈な枠内シュートを飛ばすなど、ここ数試合と同様に好調な立ち上がりをみせる。三重は前線に迫力があり、特にトップの選手は大きくて運動能力に優れるやっかいなタイプで、この選手にボールが入るとなかなか奪えずにシュートまで持っていかれるシーンもあった。特にMIOの攻勢がひと段落して受けに回ると、この選手を中心にゴール前に詰め寄られ、あわや、の場面を作られるが永富選手の好セーブや、門司、馬場選手の果敢な対人守備、小山選手の好タックルなどでしのいだ。
 攻撃は序盤ほどの決定機はないものの、意図のあるパス回しが目立ち、前半を終えた。

 雨脚が強まった後半は、久保選手に変えて堀川選手を投入。坂本選手をうまく中継させるパス回しを繰り出し、5分ごろに左サイドからPAに入ったボールを堀川選手がPA外に戻したところ、右サイドを駆け上がった稲垣選手が低弾道のミドルを直接叩き込んで先制した。悦びも冷めやらぬ8分ごろ、今度は右サイド裏に出たイーブンのボールに坂本選手が粘り強く絡みつき、そのままタッチラインまで持ち上がり、ぎりぎりのところでしっかり中を見て折り返すと、待ち受けていたのは堀川選手。難なく叩き込んで早い時間帯に追加点を挙げた。
 こうなると三重が前に重心を移し気味になり、押し込まれる半面、中盤で奪えばカウンターの機会が増え始める。 25分ごろには中盤の底でインターセプトに成功した小山選手が、空いた広大なスペースをそのまま持ち上がり、PA前で裏に抜ける堀川選手にピッタリのスルーパス。GKと一対一になった堀川選手が冷静に流し込んで3点目。その後もFKから坂本選手があわせて4点目、終了間際には左サイドから出てきたボールに、駆けあがった原口選手が抜け出して5点目を決めた。
 三重も一点でも、という攻撃を仕掛け、ひやりとするシーンもあったが、永富選手の好守、馬場選手の鬼気迫る守備などで完封を果たした。

 やっと、やっとの勝ち点3。選手たちの喜びや充実した表情をみると、試合後のラインダンスでは目頭があつくなった。苦しい時もずっと声援を送り続けておられたサポーターさんたちはそれ以上の思いだったと推察する。特に先制点後の稲垣選手の表情にはぐっとくるものがあった。そして望外の5得点。点を重ねるごとに、攻撃だけでなく、守備面でも選手たちに自信がよみがえっていたように思えた。
 もちろん前半からいい試合だったが、0-0での折り返しだったので「またか」という思いが去来していた。ひょっとしたら選手たちも同じような感じだったかもしれないが、稲垣選手の見事なゴールがすべて吹き飛ばしてくれたように思う。
 もちろん全選手よかったのだが、やはり坂本選手がスタートを中央にしたことで、中央に大きな起点というか、深みが生まれたことが今日の結果につながったのではないか。またこれまでも決して悪くなかった球際の出足が、さらにもう半歩出た印象を受け、これが守備でも踏ん張れた要因、という印象を受けた。終盤には、交代の関係で嘉茂選手が前線に位置し、ボールを受ければ即決定機、ともいえるほどのチャンスを量産してくれたのも頼もしかった。一つのオプションになってくるのでは、と期待している。

 とにかく前期の最後を勝利で飾れて本当によかった。いい形で後期にはいってほしい。少しでも順位を上げて、今日の力を上位チームにも見せつけてほしいし、できると信じている。

VS栃木ウーヴァ

 1-2の逆転負け

     久保
久保田 中村 原口
    小山小山
瓜生門司 馬場稲垣
     石原

 序盤から中盤でひっかけては速攻を繰り出し、主導権を握った。5分には左サイドから瓜生選手が裏に出したボールに久保田選手が反応、ひっかけてこぼれたボールを中村選手がきっちりきめて先制した。相手がMIOと同様に苦しい戦いを続けている栃木ということもあってか、面白いようにボールが回る時間帯が多く、サイドから、中央からと多彩なルートで長短のパスを織り交ぜて好機の山を築いた。久保選手と中村選手の息もあい、連携の深まりを感じさせた。守備では、栃木の若林選手に収まるボールに手を焼くものの、さほど大きなピンチは作らず、小山大選手は中盤の底で果敢にインターセプトに挑み、栃木にリズムを作らせていなかった。追加点も時間の問題、という展開だったが、最後の精度を欠き、前半を終えた。

 後半も引き続き主導権を握り、特に左サイドをほぼ制圧。面白いほど裏を取れたが、中に上げるボールが精度を欠いた。久保田選手からのクロスが久保選手にドンピシャ、のシーンもあったが、シュートはわずかにバーの上。久保選手に代わって坂本選手が入った時間帯あたりから、MIOの運動量が落ち始めたのか、こぼれ球を拾われる展開が目立ち始めた。すると20分ごろに失点、数分後にもマークに行っているところをパスで振り回されて逆転を許してしまう。あせって前に重心を移したせいか、DFラインの前が奇妙に空いたところでこぼれ球を拾われる展開が目立ちはじめ、攻撃の糸口さえ失い始めた。終盤に馬場選手を前線に上げると馬場選手がさすがの競り合いで幾度もボールを収め、ゴール前に詰め寄るが、最後の一線は割れず、タイムアップとなった。

 勝てた試合、勝たないといけない試合、といわれるような内容だったといえよう。奈良クラブ戦の再現に近いものがあった。確かに内容はよく、ゴール前に幾度も迫れた。だが公式記録を見るとシュート数自体は12本。少ないわけではないと思うが、今日の内容だったら20本は打っていても、と感じた。フィニッシュの精度云々もあるが、好機を作っているわりに、フィニッシュ自体に持ち込めていない、ということなのだと思う。これはクロスとCKでも感じるのだが、結構数を取っている割には決まっていない印象がある。気になったのはクロスに対してGKの前に飛び出していく選手がいないこと。ファーかGKの位置で待っていることが多く、これではクロスによほどの精度と速度がないと厳しい。
 守備もよく頑張っていると思うが、2失点目のシーンではどこかで体を強く寄せておかなかったことが最後に響いてしまった、と感じた。奈良クラブ戦と同様、時間が進むとセカンドボールを拾われる率が上がったことも影響しているのだと思う。

 これでほぼ降格圏内に入ってしまったことになる。僅差のゲームばかりとは言え、結局あと一点が取れない、あと一点が守り切れないから現在の順位になってしまっているわけで、10試合くらいこのようなゲームが続いている以上、これが現在のチームの力と言わざるを得ないだろう。残り試合はまだまだあるが、現在のチーム力を踏まえると、残留を確実にするためには、今日のようなてん末が許される試合は、もうあまり多くない、と覚悟している。

 と、がっくり来る負け方だったので気分も重めで悲観的になっているが、中村元選手のMIO初ゴールも見れたし、応援はにぎやかで楽しかったし天気は良かったしそう悪いことばかりでもない。奮起してやってくれる選手たちだと思うので、精一杯応援を続けていきたい。

VS東京武蔵野

続きを読む

VS 奈良クラブ

2-2で連敗は停止

    久保
関口 中村 原口
   小山嘉茂
瓜生門司馬場 金
     石原

 GKを替える、金選手起用など結構な変更をして臨んだ。奈良クラブがわりに前から来るため、DFから長めのボールを入れる展開でスタート。中盤ではテクニックに優れた奈良の選手に持たれるが、DFラインで奪って前につけると、奈良SBの裏をつける格好になった。左からは関口選手が、右からは原口選手あたりが金選手をうまく使って突破、幾度かゴール前に鋭いクロスを送ることができた。奈良はMIOが長いボールを入れる分、中盤で保持できる時間も多く、個人技術でMIOゴール前に迫ってくるが、DFラインが何度も跳ね返し、事なきを得る。
 決定機はMIOがやや多い印象で、前半終了間際に関口選手が決めて(よんどころない事情でここだけ見逃した)先制した。

 後半は奈良が一層激しく球際に寄せてくる展開で、小山選手あたりが奮闘するが中盤では結構拾われた印象。それでも15分ごろに相手DFが後ろ向きになったところを寄せていた嘉茂選手がかっさらい、GKをかわして久保選手に折り返し、追加点を挙げた。
 ここから奈良のボールへの圧力がさらに増した印象で、各選手が攻守とも猛々しく動き始め、MIOのDFが低い位置に張り付けられてしまうシーンが増えた。MIOのCKかなんかの崩れから奈良の選手が抜け出して持ち上がり、金選手をかわしてゴール、さらに猛攻をしかけ、PA内でのハンドを誘発、同点とした。ここからはお互いに好機をつくるも、GKの好守などで決勝点は許さず、ドローとなった。

 2点差を追いつかれてしまった試合だが、2点とったのは久方ぶりということと、一応勝ち点ありなのでそうがっくりでもない。奈良との相性もあるのだろうが、いきいきした攻撃が何度も見られたのも大きいのかもしれない。関口選手の前半のドリブルはこりゃちょっと手が付けらんないな、という出来栄えだったし、小山選手のミドルもよかった。2点先行したので、勝てた試合だったのかもしれないが、終わってみれば決定機は互角だったように思う。
 気になった点は、ゲーム展開もあったのだろが、中盤で拾われ過ぎちゃったかな、というところだ。奈良の選手がセカンドボールにかなり貪欲だったことと、この日の展開で前線とDFが空きがちだったせいもあると思うのだが、あそこをもう少しでも拾えればもっと楽に試合を進められるだろう。不動の小山選手が縦横無尽に動き回るのは、MIOのやり方の柱なのだろうから、小山選手の相方(斎藤選手だったり、原口選手だったり、嘉茂選手だったり試しているようにみえる)とのバランスでなんとかなるといいなあ、と素人ながらに感じる。まあここは狙いとするところとの裏表の面もあるので、単純にはいかないのだろう。
 もう一つは、1失点目、抜け出した相手にパスが渡る直前の場面。相手のシュート技術をほめるところでもあるが、パスが渡る前にMIOの選手が足を滑らせてしまって、結果いいパスが通ったように見えた。気になったのは足を滑らせた選手が悪い、ということではなく、こういう細かいところが結局のところ勝ち負けにつながっていくんだな、ということだ。矛盾するのだが、ミスしてもチャレンジはどんどんしてほしいし、しかしここぞ、というところではびしっと決めてほしい。
 
 なかなか勝ち星はないが、なんだかんだいっても大敗したゲームはそうない。攻守ともに躍動感も出てきた。一ついいほうに転がれば、と信じている。

VS今治

 1-2で勝ち無しが続く。

 アウエーなので応援行けず。追いついたけれど終盤に突き放された模様。
 勝ち星が遠い彼方だが、1点差負け、というところがまだ救いか。大崩れしているわけではないのでチームの骨格自体がまったくだめ、ということではないと思う。先制点を許してしまう展開もさることながら、なかなか複数点が取れないのが厳しい。坂本、久保選手もけがなのかどうかわからないが、メンバーから外れているので監督さんもいろいろと試している最中ということなのか。関口選手を先発で、と思わなくもないが、切り札のほうが生きる、という判断なのだろう。
 JFL昇格後でも一番点が取れてないんじゃないかなあというくらいの感覚だが、攻撃の形自体がまったくダメ、ということではなさそうなので自信を失わずにどんどんシュートを放ってほしい。
プロフィール

蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード