開幕近し

 ACLが始まり、J開幕を明日に控え、新シーズン到来が色濃くなってきた。JFLも一週間弱で開幕となり、先日、全日程も発表された。今季から天皇杯の進行が早まることもあっていつもの年の感覚とは異なるが、日程表を見ている限り暑い時期に遠隔地アウエーが続く、というわけでもなく、MIOにとって結構いい感じではないだろうか。
 スタジアムは布引と甲賀が半々くらいか。アクセス的には皇子山でできる試合があればありがたいのだが、スタジアムとしては布引も甲賀も気に入っているので、今から両スタジアムの青い芝を心待ちにしている。
 目標はやはりホーム全試合と奈良、大阪、三重のアウエー、天皇杯参戦。ここ数年の仕事の具合からして必ずいけない試合が出てくることは覚悟しておかなければいけないが、それでも昨年のようにはなりたくないものだ。加えて、今年は一か所でいいのでアウエーで宿泊込みの観戦をしてみたい。宿泊を伴ったのは天皇杯マリノス再戦の時だけだが、試合後もいつものように帰宅時間を気にしながら急いでスタジアムを後にする必要もなく、中華街に行くなどして楽しかった。時間の都合で東北などは難しいが、東海圏内(Hondaかマルヤスだが)でなんとかしたいし、今治のアウエーも射程には入れときたい。温泉があればベストだが、狭いビジネスホテルでもいいので、アウエーの地でのんびり眠ってみたいなあ。

 公式のほうでは「開幕に全貌が明らかに」といった触れ込みで、なんかの(想像はつかなくもないが)シルエットの一部が公開された。JFL10周年を迎え、チームもいろいろと打ち出していこう、ということだろう。いろんな形で露出を増やして「にぎやかにやってるな」と感じてもらうことは大事だと思うので、当日を楽しみにしたい。

新加入選手など

  大雪とインフルエンザを乗り越え、気が付けば開幕までもう1カ月もない。あと少しで、深緑のステージで躍動するライムグリーンの選手たちがみられると思うと春近し、を感じる。

  ブログを休んでいる間に、新卒+移籍加入選手と背番号、新体制の発表があった。新加入選手はもちろんみていないのでわからないが、活躍してくれるだろうし、長身の選手が多いのでチームの戦い方の幅が広がるのではないかと期待している。新体制では小山選手が2年目にしてキャプテン。経験豊富な永富選手、中村元選手が脇を固める格好だが、小山選手のプレーぶりや、動画などからうかがえる人となりはキャプテンに向いているように思われる。守備もそうだし、ゲームをつくる、うまく進める、という面からもチームの柱になってほしい。

  週末にはTMが組まれているようで、チーム作りは佳境に入りつつあるのかな。激しい競争をしてもらいつつ、寒さによる筋肉系のトラブルやインフルエンザには十分気を付けて過ごしてほしい。

継続選手更新など

  16年シーズン初得点の高橋選手引退は残念だが、主力だった選手の多くが契約更新してくれたのは近年にない朗報。特にルーキーながら存在感を見せてくれた大卒組が残ってくれたのは、和田体制2年目を思い起こさせるものがある。あのシーズンは結果うまくいかなかったけれど、終わり方は最高だったし、なによりチームとして「当たり前に」成長していくのだろう、という期待感にあふれていた。お金がないチーム事情もあるので仕方ないが、中口監督でもあることだし、今年こそチームとしての成熟と成長で結果を、という思いは強い。
  
 新加入選手もぼつぼつと発表されているが、やはり今のところ、元SAGAWAの宇佐美選手が驚きだ、印刷に移って一度は引退していたというので、中口監督の声掛けがあったのではないかと想像する。ブランクがあるとはいえ、黄金期の佐川を知るメンバーとしてチームにもたらしてくれるものは大なのではなかろうか。たぶん間違ってないと思うのだが、宇佐美選手は09年シーズンにSAGAWA加入で、いまだに最高水準のゲームだったと思っているアウエーSAGAWA戦で壽選手とマッチアップしていたと思う。この試合では好調の壽選手に手を焼いて退場になっていたと思うが、質の高い動きが印象に残っている。

 セレクションを経ての補強もあるだろうし、中口監督には昨季主力組と新加入組の争いをうまくチーム力に昇華してくれる手腕があると思うので、シーズンインが楽しみだ。

来季は10周年

 来季はJFL昇格10周年を迎える。10年、生まれた子が10歳になると考えれば、それなりに重みのある年月だ。なんだかんだで全国リーグで10年過ごせているというのは大したもの。毎年のようにJ入りしているチームが出ているからとはいえ、JFLの中でも在籍が長いチームになりつつある。
 全国リーグに所属し続けることの意義はいろいろあるけれども、自分としてはやはり高水準の相手と全国各地で戦える、またその相手が滋賀に来てくれることは重要だと考える。J1経験のある松本、J2に手が届きかけた岡山、昨年、今年とJ2で旋風を起こした金沢、山口はいずれもJFL時代に滋賀で試合をしているし、白星を挙げているチームもある。選手にしても、市川選手や服部選手などW杯の舞台を踏んでいる選手が滋賀のピッチで公式戦をプレーしているのだ。滋賀県内でハイレベルな試合が行われている、という事実だけでも、滋賀のサッカー界にとって重みのあることだと思う。
 また、よく「存在感のなさ」がテレビなどで面白半分に取り上げられがちな滋賀だが、対戦相手やそのサポーターさんがMIOを通じ「滋賀」の存在を感じてくれていることも確かである。アマリーグとはいえ、松本などはJFL時代から何千人もの集客力を誇っていたし、讃岐なども結構な人数のサポーターさんが来滋してくれた。10年続けていれば累計では結構な数字になっているはず。富山や秋田、栃木SC、ガイナーレなどがそうだったが、J入りを控えていたチームにはそれぞれの地元メディアも取材に訪れていた。それぞれの地元の新聞やテレビでも、間接的に「滋賀」が紹介されていたことになる。
 人によっては「なんだ」と思えるだろうが、同じようなことを行政なり観光関連団体がメディアなどを使ってプロモーションしようとしたら結構な金額がかかることなのだ。J入りしたチームとの対戦では時には1000人超が滋賀を訪れてくれたこともあった。これだけの人数に「来てもらう」ことがどれだけたやすいことでないか、は観光関連に携わった人ならばすぐにわかってもらえることだろう。

 滋賀で全国水準のサッカーをやっている、というほかにも副産物を生み出してきたMIOのJFLでの歩み、10年目の来季はその成果が目に見える形で現れてくることも期待したい。

2016振り返りそのほか

 今年も残りわずか。MIOはセレクションも開催し、新加入選手1人も発表、濱田選手移籍と動きを見せつつある。そんな中で今更振り返りも何であるが、一応書いておきたいことだけ書いておこう。

 観客動員 今シーズンは天候に恵まれた。行けた試合で雨が降ったのは一回、それも一時的だったように記憶している。お客さんの入りは「爆発的に増えた」ということはないにしろ、1000人超を何回か果たせている。少ない試合でも500人弱。目視でも数年前の最も少なかった時期と比べると、ぐっと増えていると感じた。3年ほど前までは、MIOのユニやタオルを着用している人は声出しサポーターさんたちが主だったが、2年ほど前からはスタンドの位置関係なくまんべんなく見られるようになり「MIOのホーム」という雰囲気がじわりとにじんでいる。

 グルメ   今年は近江巻き巻きとたこ焼き、ポテトがメーンだった。巻き巻きは食べやすく、おいしく、名物化が期待できる。スタジアム周辺がにぎやかになるのはよいことだし、通りすがりの人も興味を持ってくれるだろうから意外に大事だと思う。来季も売り上げ増に貢献していきたい。

 環境    滋賀FA杯前に「県協会、MIO軸にJ3目指す」報道があり、先ごろはJFAの田嶋会長が滋賀を訪れ、知事らとスタジアムやJ入りを話題に懇談したとの報道もあった。具体的に話が進展しているのかどうかは不明だし、進展したところでどうなるのかもわからないが、国体を控えている事情などから、遠からぬうちに動きがあっても驚きではない、と構えておきたい。
プロフィール

蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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