来季JFLとMIO

 地域CLの結果、宮崎、女川の昇格が内定した。MIOからすれば、来季は宮崎、宮城に2回ずつ遠征する必要がある。今季よりも遠征距離が増えるので、選手やチームへの移動負担が心配だが、同県に2回というのは、選手の慣れという意味では良いのかも知れない。
 個人的な立場でいえば近場アウエーのアミティエ昇格を期待していたが大阪、奈良があるし、来季は夏過ぎまでどれだけ観戦に行けるか微妙なところなので、アミティエは来季昇格を待ちたい。同時にレイジェンドの2部降格が決まった。MIOはすれすれで回避できたが、滋賀のサッカー界にとっては厳しいシーズンとなってしまった。

 来季のJFLは宮城、宮崎で「ダービー」が発生する。仙台市を抱える宮城県はともかく、宮崎には「サッカーどころ」のイメージを持っていなかっただけに、ちょっとした、いい意味で驚きだ。Jなし、人口もそう多くない宮崎県が、JFLとはいえ全国リーグでダービーを実現させられるのは、サッカーが日本各地に広がり、定着してきている証でもある。
 「全国リーグ」というくくりで見ると、サッカーはJ1からJFLまで60チーム超を抱える。個々に運営の厳しさ云々はあるにしても、ほかのスポーツでは考えられない規模だ。60超のチームが、内情の苦しさはあるにせよ、兎にも角にも全国リーグでやっていけており、サッカー文化は根付きつつある、といえなくもない。MIOにしても平均観客数はいいとこ500、600人だが、ほかの社会人スポーツで、60何番目のチームにお金を払ってお客さんが足を運ぶことはそうないだろう。もちろん、MIOはじめ各クラブの努力が大きいのだが、そう考えると「日本にサッカーは定着するのか」という問いは、なんなのだろうな、とも思う。もちろん現状に甘んじてはいけないが、成し遂げつつある成果に目を向け、地域や社会へのアピールに効果的に使っていくことも考えたい。

 ダービーに話を戻せば、いやでもSAGAWAありし日の滋賀ダービーを思い出さないわけにはいかない。滋賀ダービーが生まれ、なくなった理由はいずれもSAGAWAの社内事情を多とするのだろうが、全国リーグでのダービーが、滋賀にとっていかに貴重な財産であったか、なくなってから一層痛感している。全国リーグでの滋賀ダービーは、もう帰ってこないだろう。来季のMIOは、滋賀代表として全国で戦うことの意義と成果を、一層地域に示す必要がある、というのは半分建前で、ファンとしてはなるべく順位を上げて選手や関係者の皆さんが喜ぶ姿を多く見たい。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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