VSラインメール青森

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1-2で8戦勝ち無しらしい

     征矢
久保田中村宇佐美
    小山嘉茂
瓜生門司馬場稲垣
     永富

 メンバーを結構入れ替えて臨んだ一戦、青森はHONDAやソニーと比べればボール回しの精度がそこまで高いわけではなく、序盤からこぼれ球を拾ってわりにペースをつかむことができた。中村選手や征矢選手が一度収めてサイドにはたいて、そこから裏を取るという攻撃が機能し、両SBが相手陣内を深くえぐるシーンが出始めた。征矢選手も収めるだけでなく、ラインの裏を巧みに狙う動きを見せ、オフサイドにはなるものの、攻撃の幅を出していた。
 青森はHondaほどボール回しの精度が高くないとはいえ、高い身体能力と技術のある強力FW陣はやはり脅威で、少し下がった位置からパスやドリブルを繰り出してくる14番のからみで右サイドを何度か破られ、さすがの馬場選手も対応に手を焼く場面も多かった。それでも何度もCKを取り、前半終了間際にはゴール前で混戦を生み出し、シュートも放つがブロックされ、前半を終えた。

 後半開始からは、特に左サイドの久保田選手が躍動。ポストワークと裏抜けを巧みに使い分けようとする征矢選手、位置取りのいい瓜生選手らとともに左サイドで主導権を握る。半面、青森にはカウンターのスペースが生まれ始め、10分過ぎにサイドからボールを出されてゴールを割られ、一度はオフサイド判定があったものの、主審と副審協議の結果、ゴールとなった。また10分後には同じようにサイドからやられ、最後は高精度のシュートを決められ、突き放されてしまう。
 MIOも久保田選手らが惜しいシュートを放つなど、攻撃の形はできかけているものの、青森の守備陣を破れない。関口選手らを投入、終了間際には馬場選手を前線に上げると、ロングボールを馬場選手が頭で落とし、いち早く反応した関口選手が拾ってそのまま中央を強引に突破、威力のあるシュートを突き刺して1点を返した。最終盤には門司選手もパワープレーに参加したが、2点目はならず、試合を終えた。

  決定機の数は互角という印象だった。前半のチャンスで決めておけば、というところだろう。ファウルの基準など含め、?のつくジャッジが多かったが、人間のやることなのでいってもしょうがない。1失点目もやられていた形だったし、2失点目も寄せが甘いところをやられた。こちらは決めきれず、相手に決定力があったということだ。特に14番は嫌な位置取りから攻めてくる選手だったな。
  それはそれとして、試合自体はよかったと思う。ミスは少なかったし、攻撃の幅も広がりつつあるな、と感じた。なにより関口選手の鬼気迫るゴールはドリブルのコース、スピード、判断の速さ、シュートの強度と精度、どれをとってもどれだけ称賛してもしたりない素晴らしいもので、このゴールを観られただけでも十分満足であった。今季、関口選手を見る機会は多くないが、少しプレーに迷いがあったように見えた昨季とは明らかに違う凄みを身にまとっていると感じる。Honda戦もそうだったが、ボールを受けた瞬間、これは点はいるぞ、という空気になる。あのフィジカルとドリブルスピードをそのままゴールに向けてくることで醸し出される雰囲気なのだと思う。
 この試合もパスで崩しかけてはいたが、最後はそうそう相手も崩れてくれない。そこで一瞬のシュートコースを作り出すのは、最後は個人にかかってくることになる。選手のタイプややり方もあるので何とも言えないが、関口選手のようにバイタルで受けたら「シュートまで持ってく」動きがもっと増えると点も取れるようになるのでは、と期待している。

 スポンサーデーで子供のお客さんも多かったのに負けてしまったが、内容はよかったし関口選手のゴールでは大盛り上がりだった。試合後はサインを求める長蛇の列ができていた。8戦勝ちなしでも悪いことばかりでもない。下ばかりを向かなくてもいいのだ。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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