opローズダスト

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「ダイス」シリーズ第3(4?)弾。臨海副都心で起きた大規模爆発テロの背景には、かつて廃棄された対北工作の暗部があった。国家のあり方を覆しかねない壮大な計画に公安刑事とダイスの若者がいどむ。


 人生に疲れ気味の中年のおっさんと、影を抱えた若者というダイスシリーズの鉄板コンビは健在だった。武器弾薬の性能や国家観の過剰なまでの語りも疲れるけど、このシリーズのスタイルだし、なれると乗ってくる。結局ローズダスト計画はなんやったのかという思いもないではないが、一国平和主義のもろさだけでなく、反動に過ぎないナショナリズムの危うさもしっかり指摘している部分は好感が持てる。まあ、作中でいうほど一国平和主義はもう力を持っていないと思うが。

 相変わらず壮大な陰謀や国家観が前面に押し出されているが、その合間合間にでてくる現場の人物の心情なども光っていたな。土下座したチヨダの校長さんと、突入を決断した機動隊の警部には思わずうるっと来てしまった。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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