五輪出場決定

 MIOのほうはなかなか新加入、継続発表がないが、気長に待つとしよう。

 U-23は劇的な勝ち方で本大会出場を決めた。ドーハの悲劇をTVで観ていた身には感慨深いものがある。劇的な勝ち方だったことと、前評判がよくなかったチームなので「何とか掴んだ切符」というイメージを受けたが、よくよく考えてみると、5試合で12得点2失点、失点は怪しい判定のPKとCKのうかつすぎる処理ミスのみ。ハイボールの処理やこぼれ球を拾われるとひやりとはするが、流れの中できれいに崩されて決定機を作られた記憶はほぼない。またこぼれ球にしても、堅固なCB陣を中心にきちんと寄せてシュートコースを切っているケースが多く、枠内に飛ばされまくった、というほどでもない。
 「押されている時間が多かった」ともされるが、今回は環境上、TV音声をできるだけ小さくして観戦していた自分としては「割り切って構えているなあ」という印象だった。ちょっとハイボールがPA内でこぼれるだけで「セカンドボールがこぼれた!」と絶叫するTV音声がかすかに聞こえてきたが、通常の音声で聞いていたらピンチ感が増して「一方的に押されていた」という印象をうけたかもしれない。

 まだ決勝が残っているが、大会総評があるとして、今回の日本と全く同じ戦績、内容でほかの国が五輪行きを手にしていたとしたら、日本のメディアや評論家は「強固な守備をベースに一人のエースに頼らない得点力を備え、五輪出場にふさわしいチーム」と評価するんじゃないかな、と思う。

 J2所属選手が多かったりU-19で結果を出せなかったこともあって評価の低かった世代だが、なんだかんだいってやっぱりJリーグがあることで個々が成長していったことも大きいと思う。今回から久保、南野選手を抜いたようなチームで当時J3の町田ゼルビアにやられていることを考えると、Jのトップ層のレベルが上がっているかどうかはさておいて(上がっていると思うが)、J3、JFLまで含めて日本サッカー全体の層が分厚くなっているのは間違いない。世間的には「所詮2部」とみられているのかもしれないが、選手の技術、戦術とも10年前とは比べようもないほど上がっていると思う。北朝鮮のように特定のグループのみを常設チームとして強化し続けるよりも、元代表のベテランや下部リーグからのし上がってきた野心満々の選手など、海千山千の相手と、サポーターが願いを込める「チーム」を背負って年間通じて戦うほうが、きっといろいろな部分で成長につながるのだろう、と感じた。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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