マリノス戦にまつわる感想

 記憶が鮮明なうちにいろいろとどめておこう。


  スタジアム  W杯決勝も行われた国内最大級の日産スタジアム。初めていったが巨大さに圧倒された。「見にくい」という前評判を聞いていたが、意外に見やすいと感じたが、スタジアム事情のよくない滋賀で鍛えられたせいだろう。キャパシティのわりに入場者がすくなかったせいもあるのだろうが、トイレや通路など広々として使いやすかった。
 試合後、せっかくなので周辺をうろついていたが、併設のショップにはマリノスグッズが充実していて、サポーターさんがたくさん入ってらしたのが印象的だった。滋賀ではなかなかああはいかないな。W杯決勝の地ということもあって、正面にはブラジルードイツのメモリアルプレートがあり、何人かの外国人観光客が記念撮影をしていた。そういう場所で試合を行ったMIOの選手たちが誇らしい気分になった。

  応援  天候がもったせいか、再開試合という特殊性か、入場料が安いということもあってか、前回を上回る5千人超の入場だったようだ。前回来場したけど、事情によってはこれなかった人もいることを考えると、それなりの人が新規で入場したということになる。それでもさすがに日産スタジアムなのでガラガラに見えるが、屋根による反響もあってかマリノスサポーターの大声援は三ツ沢と変わらなかったし、MIOサポーターの声援も届いたはず。
 MIOサポーターはマリノスに数では劣るものの、応援の熱では負けていなかったと思う。自分は新幹線の新横浜着が12時半だったため、スタジアムまで走り、そこからさらに西ゲートまで走って、席にたどり着いたのが7分前。すぐに応援が始まったので当然合わせて声出しをさせてもらったところ、前日の深夜までの仕事もあってか、いきなり頭がクラクラし始めた。立っていられずに座りこんだが、せっかく選手にこんな舞台に連れてきてもらったのに、と時折立ち上がって声だけは出し続けた。J3やJFLのほかのチームのサポーターさんもいらしてただいて、かなり迫力のある応援ができていたと思う。
 試合後も、大勢の人が選手たちの健闘を称えMIOコールをしていた。自分は、コールリーダーさんが引き揚げてきた選手たちにかけた「ありがとう」の一言で年甲斐もなく涙腺が崩壊し、泣きながらのMIOコールとなった。涙ぐむことはあっても、あれだけ涙を流したのは大人になってからは初めてではなかったか。

  報道  再開試合という特殊性もあってか、いろいろな媒体で取り上げられていた。MIOファンとしてはMIOをもう少し掘り下げて、と思うところもあるが、それでもMIOびわこ滋賀、というチーム名がこれだけ取り上げられたのは、チーム創設以来初めてだろう。チームの今後につながると思うし、つなげてほしいし、つなげていきたい。

  まとめ  天皇杯は2回戦敗退となったが、ヴィッセルに0-2で敗れた前回の挑戦から、少しではあるが階段を上っていることを示せた。90分では1-1なわけだし。選手も手ごたえをつかんだはずだし、いろいろな形で注目も浴びることができた。今後はこの経験と熱気を、滋賀で見せ続けていきたいところだ。この結果でも、たとえマリノスに勝てていたとしても、滋賀のサッカー界でMIOを取り巻く環境が劇的に好転するとは考えにくい。ただ、MIOの魅力が少しずつでも広がりつつあることも事実。この試合の数日前には、県の「しがスポーツ大使」にほかのスポーツチームや個人とともに任命された。しょせん行政の賑やかし政策、といえばそれまででもあるが、この日の戦いぶりはその任にふさわしい、十分以上の働きぶりだった。選手入場の際、いつもの琵琶湖周航歌が、国内最大級の日産スタジアムで歌い上げられた。滋賀スポーツ界はこのことの意義を過小評価するべきではない。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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