W杯の年に

 いよいよ2014W杯イヤ―ということで年末年始、結構代表選手がテレビに出演していた。NHK-BSの特番も面白かったし、期待高まる年明けだ。思い起こせば4年前は代表の戦い方が行き詰っていて、なんとはなしに暗い雰囲気だったようにも思う。しかし直前に戦い方を変え、好成績を残して雰囲気は一変、現在に至る。それ以来、海外、中でも名門クラブでプレーする選手が多くなり、今回の期待度はかなり高い。選手の個人の力や所属クラブのレベル、やっているサッカーの内容からして間違いなく史上最強の代表といえるだろう。
 
 当然大会では好結果を期待しているが、当たり前のことながら日本史上最強=GP突破確実、ではない。日本の力がどれだけ高かろうと相手があること。さらに相手のレベルがどうこう、という前に相性というものもある。前回大会もデンマークとはチーム力云々という以前に、結構相性が良かった面があったように感じた。雑誌やゲームなどでは分かりやすくするために、各国をランク付けしたり、力を数値化してしまうが、いざ本番では相性や戦い方のかみ合わせ、というものがもっと重視されてよい。かつてブラジルはノルウェーを苦手にしていた時期もあったし、日本は欧州相手にはそこそこいい試合をしている。MIOもリーグ高順位のホンダにはそこそこ相性がいい方だし、反対にロックやウーヴァは苦手としている。で、今回は相性的にもコートジボワールとギリシアにはそこそこやれるんでないかと思うが、本番はGPの対戦順もかかわってくる。初戦、日本も相手も勝ちを狙うのか引き分けでいいのか、2戦目は日本も相手も初戦の結果をうけてどうするべきか、で戦略も戦術も変わってくる。単純にチーム力だけでは測れない面白さがW杯の魅力でもある。

 W杯で好成績をあげてさらに日本にサッカー文化が根付いてくれれば、と願う中、三が日に近くのスタジアムが一般開放されていたので初蹴りに出かけた。少年チームや家族連れがのんびりボール蹴ってよい雰囲気だった。小学生の男の子とお母さんが一対一をしていた。こちらも2人連れだったので「よかったらゲームしません?」と声をかけてミニゲーム開始。近くにいた大学生風の2人も参加してくれて、見知らぬ人たち同士で楽しく汗をがなした。初対面でもパスし合ったらなんとなく自然にコミュニケーションがとれるし、自然に会話も生まれる。上手な小学生のドリブルにてこずりながらもゲーム終わったら健闘たたえて笑顔で別れて。今度近所であったらあいさつするだろうな、と思いながら帰途につき、Jの100年構想ってこういうことなんだろうな、としみじみ。
 代表やJの視聴率や動員はもちろん大事。評論家が「日本のサッカー文化」について雑誌で大所高所から論じるのもすごく大切。でもやっぱり、下手でもなんでも、とにかくボール蹴って走りまわって、そしてサッカー楽しんでなんぼでしょ、と改めて痛感した年明けであった。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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