残留争い

  名門・強豪のガンバがJ2落ちの危機にある。最多得点、得失点差プラスのチームが降格かも、という点で注目されているが、浦和びいきの自分としてはACLをとったクラブが落ちる(可能性がある)、ということに重きを置きたい。
浦和びいきということもあって(浦和もACL制覇後に落ちかけたため)常々、新聞や雑誌などでACLの扱いが低いことを残念に思っていた。浦和がACLをとったときは、確かに最後の方はよれよれで、リーグ戦最終節で鹿島にかわされたように記憶している。当時の報道は浦和のACL獲得にわいた後、結局は「勝負強い鹿島」「受け継がれる勝者のDNA」を賞賛する声が多く、せっかくの偉業にもすっきりしないでシーズンが終わった記憶がある。まあリーグも取れなかった浦和が悪かったのだが、ACL+リーグ2位という結果は、ACLでまったく勝てなくなったJ勢の現状をみるにつけ、もっと評価されてしかるべきだったと思う。この成績を達成しているのは今のところ浦和だけ(磐田は制度整備前だったので一応別)だし、ガンバですらリーグは5位くらいだったんではないか。
リーグで強い鹿島はもちろん立派なチームで文句をつける筋合いは一切ないが、マスコミがACL制覇をリーグ優勝と比べて低くあつかったことで、結果としてJ勢がACLで勝てなくなってしまった感じがある。ACミランやマンチェスターUといったCL優勝チーム、世界の強豪とFIFAの公式戦で真剣勝負をした日本のクラブは、今のところ浦和とガンバだけ(サントスとやった柏はJ優勝枠だったので別扱い。広島がチェルシーと対戦したとしても同様)だ。そういう観点からも、もう少しACL制覇の価値を認めた方がいいのではないか。ACLをとってマンUと撃ち合ったチームが、来季はJ2でMIOと対戦した長崎とぶつかるかも、という状況も国内の層が厚くなってきた証拠で面白いと言えば面白いが「無理してACLとるより手堅くリーグ中上位」という傾向につながりそうで、釈然としないところもある。リーグ全体の魅力を高めるためにも、ACLで奮闘するクラブには、リーグ戦を多少度外視(降格は別として)しても、大きな拍手を送る方がよいと思う。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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