女子決勝へ

 2-1でフランスを破って決勝へ。PK外れやGKの好セーブなどに恵まれたが、よく守りきった一戦だった。フランスもブラジルよりは崩してきたが、完全にフリーになる動きというよりはパワープレー頼みだった印象だ。今大会はけっして本調子ではない、というか相当研究されており、なかなか本領を発揮できないという印象だが、粘り強く勝ちぬいているのは力がある証拠だし、ブラジル、フランスを破っての決勝進出はまぐれでは不可能だ。変な批判や重圧がある中、狙った通りの結果を出せるのは非常にハイレベルなチームでないとできないと思う。決勝の米国には勝ち目が低いかな、と思っていたがカナダに大苦戦しているので付け入るすきは十分にあるだろう。

 この日の試合はさすがに両チームの足が止まっており、最後の15分はともにぐだぐだとしたプレーが多かった。選手のせいではなく中2日移動ありという運営のせいだろう。選手に持てる力を発揮するのが五輪だ、というならば環境を整えてから言えよ、と思う。

 粘り強い女子代表だが、今大会気になるのは宮間選手の出来だ。ポジションが右に変わっているということを差し引いても、出来はよくない。セットプレーはさすがだし、その中で勝ちぬいているのは本当にスゴイが、ビルドアップのミスがかなり目立ってもったいない、と感じる。見ているとボランチの位置にひいてゲームコントロールしようとしたり、難しいパスを狙おうとして持ち過ぎている印象だ。多分主将になった責任感からだろうが、フィジカルがない宮間選手の怖さは、バイタルエリアで受けて前を向いての一仕事だ。今大会は澤選手が復調し、シンプルないいさばきをしているので、あまりしょい込み過ぎずに簡単にはたいて、SBなどを使って高い位置でもう一回もらうことをやった方がよいように思う。また、鮫島選手もだが、サイド際でタックルに行く際はボールを取れなくても確実に相手を引っかけたい。フランス戦もタックルにいっているのに引っかけられてないところからの展開で失点している。あの位置であの時間ならイエローも可なので、決勝ではそういう点も考慮して勝ちにいってほし。なんだかんだで勝ちぬいて日本をわかせてくれているので、多少のラフ(フランスも結構汚かった)も場合によってはあり、だ。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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