「陸軍参謀 エリート教育の功罪」

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 戦前の日本をある意味でリードしてきた超エリート集団・陸軍参謀の歴史や実態を史料や聞き取りなどをもとに浮き彫りにした一冊。途中から青年将校の動向に流れていたり、統制派と皇道派の派閥抗争の描写がやや多いなどの脱線傾向もあるが、陸軍大学の受験の様子などがわかって興味深かった。

 参謀たちがのしてきた背景には、陸軍大出という肩書と共に当時の青年将校たちの下剋上の風潮が大きいようだ。軍紀にやかましい印象のある陸軍だが、実態は結構緩みっぱなし、といわれても仕方ない。青年将校、陸軍首脳とともに、政治の責任もかなり大きいな。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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