戦術

 サッカーを観戦していると、時々戦術ってなんなんだろうと思う。いい戦術をとることで優位に立つこともあるし、いい戦術をとっても負けることもある。戦術を実行しようとするあまり、ぎこちない動きになったり、好機を逃すこともある。たいした戦術がなくても泥臭くボールを奪いにいくほうがいいときもあるし、ある戦術をとることで本来互角の相手を圧倒することもある。
 
 まったく主観的だが、テレビ観戦、生観戦、実際のプレー(草サッカー程度だが)の順で「戦術」に着目する度合いが低くなる。プレーはもちろんそこまで余裕がないこともあるが、攻守ともまず目の前の局面をどう有利にするかで精一杯だし、生観戦でも玉際の攻防や無駄走りなどにまず目が行く。しかしテレビでは、布陣や崩しの祭の人の動きを主に目で追うことになる。プレー、生観戦、テレビでは情報量が圧倒的に違うわけだから当然なのだろう。

 結局、戦術は各プレーヤーの動きの上に成り立つもので、絶対的な要素ではない。しかし相手プレーヤーとの力量が互角の場合に、決定的な差になりうる、ということだな。場合によっては多少の力量差があってもひっくり返せるだろうが、その場合は自分たちの力量を100%発揮していることが最低条件で、決して戦術頼みでは事態は好転しない。そう考えると、まず戦術ありき、でサッカーを語っていいのかな、という気はする。まあ、戦術論は楽しいけれど。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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