「白檀の刑」

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「白檀の刑」(莫言・中公文庫)

 清朝末、山東高密県で妻子を殺された復讐にドイツの鉄道建設を襲撃した孫丙は、見せしめのため未曾有の極刑「白檀の刑」に処される。処刑人は、孫丙の娘の夫の父、清朝の大処刑人・趙甲。袁世凱や西太后も登場し、近代中国の悲喜劇を余すところなく描いた。

 莫言はずっと読んでみたかったので文庫化されてよかった。ずっと読みたかったのだけど、こんなにグロいとは。特に凌遅刑は読むのがつらかった。白檀の刑も対だしな。でもまあ、そういった面が王朝中国なのだろうし、近代化に遅れた超大国の悲喜劇は読みごたえ十分、迫力満点といえる。映画化(映像がかなり厳しいだろうが)されることがあれば、マオチアンを聞きたいものだ。
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蹴球四十雀

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滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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