永遠の0

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「永遠の0」(百田尚樹・講談社文庫)

 臆病者と言われた戦闘機乗り(特攻死)の祖父のルーツを、生存者の証言からたどり、なぜ特攻にいたったかを孫たちが探るストーリー。真珠湾攻撃をはじめとする空戦を中心に、太平洋戦争の概観もたどれるようになっており、とくに当時のエースパイロットたちのエピソード(実話中心と思われる)は単純に「すごい人たちがいたもんだ」と思わされる。
 特攻にいたった心理描写が小説としてはやや弱いのかなとも思ったが、過剰に死を美化することもなく、かといって生き残った人たちにはしっかりとした重みを伝えているバランス感覚はよかったと思う。まあ、いまどき作中に出てきた新聞記者のような人はいないと思うけど。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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