東京島

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 「東京島」(桐野夏生・新潮文庫)

 無人島に漂流した清子は、ともに流れ着いた数十人の男の中でたった一人の女性という地位を生かし(生かそうと)、女王の地位、女性としての欲望を満たす。男達の駆け引きや予期せぬ行動に翻弄されつつ、したたかに行き抜いていく。

 桐野さんお得意のむせ返るほど強欲な中年女性の話で、うだうだとした前置きや感傷的な感情描写抜きに無人島に流れ着いている手腕は強引だがまあありか。ワタナベとかオラガなどが、村上龍の「昭和歌謡全集」の登場人物みたいになっていたな。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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