香港戦

  3-0での勝利も、セットプレーがらみと相手のクリアミスからのみのゴールとあっては評価しづらい。香港も結構ねばり強い守備をしていたし、しっかりひいていたので、雨天もあって細かいパス回しで崩すのが難しい面もあったのは確かだ。それでも、相手を押し込んでからの展開の拙劣さにはちょっと驚かざるをえない。相手をつり出す縦パスが入らない、というかFWが少しひいてきたり、サイドに逃げながら受けるといった動きが少なさすぎたように感じる。中央に構えて足もとで受けようとすると、平山選手ならともかく狙われてしまうし、サイドへ展開して崩そうにも距離が開きすぎるのではないか。

 レベルは違うが、良いときのMIOでは同じように押し込んだ場合、前線の選手が相手DFラインのCBとSBの中間あたりに流れてきてボールを受け、そこからサイドに散らすなり、リターンを受けた選手が中央に切り込むなりして崩そうとしていた。薄くなりがちなPA内にはMFが飛び込むことでゴール前へ圧力をかけていた。このやり方は常に頭を働かせてスペースを見つけ、運動量も上げないとできない。代表の場合はなまじ個人能力が高いだけに、香港クラスが相手だとそのあたりがおろそかになって、つい足もとでまわす傾向になってしまうのかもしれない。クラブと代表が違うと言ってしまえばそれまでだが、ガンバや鹿島の崩し方のほうがよほどスムーズだ。本大会まで半年もないというのにこの状況はなあ・・・。岡田監督もさすがに危機感をいだいているようだが、この行き詰まりの打開には、動けてなおかつボールを運べる長谷部選手あたりが入ってこないと厳しそうだ。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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