VS V・ファーレン長崎

 3-0で2連勝。


   木下安里
中浜金 浦島アラン
細貝谷口畑 桝田
    安藤

  前半開始早々からボールを支配。細かいパス回しがさえて相手ゴール前にたびたび迫った。全体的に押し上げてサイドも掌握、こぼれ球や相手のクリアもカットしゴール前に押し込んだ。長崎は引き気味でしっかりゴール前を固め、安里選手や浦島選手が放ったシュートはことごとくブロックされた。ロングボールが多かった長崎も、20分ごろになるとゴール前での早いパス回しを展開、決定的な形こそないもののひやりとさせる場面をつくってきた。両チームとも攻守の切り替えが早く、前半で早くも打ち合いの様相を呈したが、決定的な場面は少なく、0-0でハーフタイムへ。

 後半も両チームとも選手変更なく、スタート。MIOは相手のくさびのボールへの出足を早め、早いパスのテンポも保つ。7分ごろに中盤でのカットから細貝選手が左サイドを突破、グラウンダーのクロスに、ニアに飛び込んだ中浜選手が足であわせて先制した。これで完全に流れをつかむと、前に出てくる相手を中盤で受け止めて何度もカウンターを繰り出す。15分ごろには金選手からのスルーパスを受けた安里選手がゴール前で相手を切り返して右足でシュート、追加点をあげる。後がない長崎もロングボールでゴール前に迫るが、谷口、畑選手がしっかりと付き決定機を与えない。終了前には木下選手が放ったシュートが混戦のなかゴール。久々の3得点で、無失点と完全に試合を締めた。


 ホームで久々の快勝劇。6連勝のときにもどったような感じだった。田中大選手がスタメンでなかったせいだろうか、各選手がケレン味なくパスをまわしたため、スピード感が戻ってきたようだ。パスセンス豊かな田中選手がいると、ついつい頼りがちになってしまっていたのかもしれない。特定の選手に頼らず、だれが出てもパスで相手を圧倒できるというのは、シーズン当初に見えかけていた形が実を結んできたということだろう。長崎もDFやFWは威圧感があり、決して弱い相手ではなかったが自分達のサッカーができていたせいか、ガイナーレ戦のように見ていて負ける気はしなかった。

 まさに皆がヒーロー、のゲームだったが、あえていうなら中浜選手をMVPにあげたい。インタビューでも言っていたが、先制点は良くぞあの位置まで走りこんだな、というものだった。攻撃面ではパス回しの中継点になり、守備でも浦島選手とともにターンオーバーを何度も演出していたように思う。また、アラン選手をあの位置で見たのは初めてだが、ドリブルとパスの選択、楔になるプレーに成長のあとがはっきり見えた。ボールをもって前を向くとやはり迫力があるし、ゴール量産も遠くない、と思わせるプレーだったな。そして木下選手。ポストプレーは完全に「モノになった」という領域では。前線からの守備も相変わらすよかったし、チャンスメイクもしている。なんどか好機をはずしたが、3点目を決めて、とうとう得点ランク1位。あのシュートは安里選手が触ったかな、と思ったが木下選手のゴールになってくれ、と祈っていただけに認められてよかった。PKなしだったと思うし、下位チーム相手の固め取りでもない14得点は本当に価値が高い。
 守備面では谷口選手と畑選手はやっぱりいい選手だなー、と何度もため息をつかされた。きわどいところでは決して自由にさせないし、あわてないし安藤選手も飛び出し、フィードともに安定していた。

 気持ちいい秋の一日。強いMIOが戻ってきた。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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