世界のすべての七月

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 村上春樹訳。

 1969年に大学を卒業した同級生達の31年後の同窓会の2日間を、各人の回顧とともに描いた群像劇。初めて読む作家だったが、戦争(ここではベトナム)の影響が色濃いこともあり、ヴォガネットの「スローターハウス5」に似ている気もした。特に片足を失ったテディの描写はかなりヴォガネット風ではないか。

 大学を出て31年も経てばいろいろなことがある。多くはあきらめや失望焦燥や破局だったりもするが、31年経ったからこそ見つけられるものもある。そう感じた一冊だった。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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