VSソニー仙台

 1-0でまた久々の勝利

   木下斎藤
尾形      谷本
   吉岡濱岡
二戸吉崎石間濱田
    桑水流

  CBに吉崎選手が入るのにやや驚いてスタート。開始直後から谷本選手、斎藤選手が絶好機をつくるが惜しくも決まらない。するとソニーが得意のパスワークとサイドへの展開を始めて中盤を制圧、中村選手あたりがライン裏に抜けてくる動きで押し返す。MIOはCB陣が鋭い出足で対抗、奪うとサイドへカウンターを試みるがなかなかうまくはいなかい。そうこうするうちにセットプレーなどから決定機を許すが桑水流選手の好守で事なきを得て前半を終える。

 後半もソニーペースだがMIOもソニーの攻撃陣に食らいつき、決してフリーにさせず、シュートコースをふさぎ続ける。時間の経過とともに中盤があいて少しずつ攻撃のスペースができ始め、濱岡選手が前を向いてボールをはたき、PA前に顔を出すシーンも出てきた。とはいえ、ロングボールに走り続けた木下、斎藤選手に疲れが見え始め、有効な攻撃には持ち込めない。よくてドローか、と思われた後半30分ごろ、PA前に顔を出してきた濱岡選手あたりが絡んだ細かいパス回しが相手ゴール正面で炸裂し、斎藤選手が右足できっちり決めて先制した。その後のソニーの攻勢も交代で入った岸田選手らがうまく時間を使い、きっちりと締めくくった。

 ほとんど押し込まれてはいたが、耐える時間をしっかり耐え、勝利に値する試合だった。また斎藤選手の得点に至る経過は09年のチームを見ているかのようで、このあたり濱岡選手の効果だろう。後半にPA前に出られるようになってから何度か超絶技巧を見せてもらい、さすが濱岡選手、やっぱりこの位置が本領やなと思った。もちろん勝利には桑水流選手のいつもながらの好守、CB陣のしぶとい守りが欠かせなかったが、個人的に今日の試合は谷本選手が印象に残った。スリムな見た目と高い技術であまり泥臭い感じはしなかったが、今日は守備でもきっちり相手のサイドにくっついて自由にさせなかったし、パスを散らすイメージが強かった攻撃でも、その高い技術をライン突破に生かして走り込むというこれまでと違う姿を見せてくれたように思う。決定機こそはずしたが非常に素晴らしい出来だったと感じた。

 今日の勝利は、点を取った時間帯、大勢のお客さんもあってよかったころのチームを思い出させてくれた。どきどきはらはらしながら、素晴らしいゴールでスタジアムが歓喜する瞬間はサッカーの醍醐味といえる。今日来場してくれたお子さんや保護者、ライオンズなどの方々には十分楽しんでもらえたのではないか。ゴールの瞬間、観客席に一斉に両手が上がった瞬間は少し泣きそうだった。「やっぱりMIOはこれだけの人たちを魅了できるチームなんや」と。
 布引の今季最終戦だったが、やはり東近江は市をはじめ、いろいろと温かいなあ。市長のあいさつも結構熱があってよかったと思う。今日はライオンズさんだったが、各種団体の青少年育成事業なり、健康推進事業、地域振興事業と試合をうまくかませることができれば、地域貢献にもなるし観客増にもなる。MIOを各種団体の事業のツールとして活用してもらえるような提案をしていってもいいのかもしれない。あれだけ大勢のお子さんたちがあのピッチで選手とボールを楽しそうに追いかける光景はなかなか作り出せるものではない。Jの理念の原点といってもいいだろう。もちろん市やライオンズさんのおかげではあるが、十分Jを目指す、というに値する一日だった。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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