VS HONDA

1-2の惜敗


   斎藤岡本
松永      谷本
   尾形濱岡
濱田石間宇野有門
    桑水流

  開始直後こそ斎藤選手の裏抜けでチャンスを作るが、しだいに構成力に優るHONDAのペースになる。快速FWへのスルーパス、中央でのワンツー、サイド攻撃とバランス良く仕掛けてくるHONDAだが、MIOも簡単にラインを下げずに対抗する。特にHONDAが狙っていた形であろう左SBの攻撃を、対面の有門選手が見事に封じこめる。ボールを奪ってからも、濱岡選手の加入効果か、簡単にはロングボールを蹴らず、DFラインで回せる場面も見られた。松永選手の仕掛けや、斎藤選手が抜け出す動きが目立ち、前期とは違う姿が随所に現れた。HONDAの精度の高い攻撃を身を投げ出して防ぐ展開の35分ごろ、左サイドを尾形選手だかが上手く駆け上がり、裏を狙い続けて飛び出した斎藤選手へ絶好のパスを出す。受けた斎藤選手はスピードを生かしてGKの動きをよく見てゴール左にシュートを決めて先制、そのままの流れで前半を終えた。

  後半になると前半以上にHONDAペースとなる。サイドの揺さぶりに中央突破に、と猛攻を仕掛けてきたが、DFライン、GKが攻守を連発してしのぐ。しかし、20分ごろか、左サイドに展開されて中に戻されたボールを上手くシュートされ、同点にされた。猛暑の中、前がかりのHONDAの裏にもスペースができ始め、途中出場の金選手らがサイドを駆け上がるシーンが増えるなど、MIOも集中した守備からカウンターを繰り出して対抗、必死で張り合うが、40分ごろ、相手の見ごとなカーブシュートを決められ、終盤のパワープレーも実らずに連敗した。

 負けはしたが、非常にいいゲームだった。今シーズンホーム一番の出来ではないか。猛暑の中、集中力が非常に高かったし、見ごたえ十分だった。失点は「さすがhonda」と相手のシュートをほめるしかないものばかりだった。2点目をとれれば、ということなのかもしれないが、HONDAの猛攻をあそこまでしのいだことは十分称賛に値する。選手はもちろん悔しいだろうが、観ている側からするといい試合を見せてもらって嬉しかった。終了直後は、負けちゃったかあという気持ちと共に、やっぱりMIOはこういう試合ができるチームなんだ、と再認識できてこみあげてくるものがあった。

  内容で言うと、斎藤選手が持ち味をやっと発揮できたゴールを挙げられたのがよかった。何度も裏抜けを狙って、またその動きに呼応するパスが出てきて、HONDAにとっても脅威だったのは受けたファウルで十分に証明された。やはり濱岡選手が中盤を落ちつけられるというのが大きいと感じた。栃木ではもう少し前目の位置だったように思うので、中盤下がり目は守備もいれるとどうなのかなと少し心配だったが、センスを生かした守備は聞いていたし、尾形選手も役割が整理されてやりやすそうに思った。守備はみな素晴らしかったが、特筆すべきはやはり有門選手だろう。完全に相手のストロングポイントであったろう左SBを封じ込めていたし、中に入ってのカバーも見事の一言に尽きる。
  負けた試合で満足するというのも変なのかもしれないが、今日の内容はどこに出しても恥ずかしくないと思うし、今後に希望が持てる内容だった。選手たちの顔が悔しそうであったのが、なおさら良かった。
スポンサーサイト
プロフィール

蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード