昭和水滸伝

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 「昭和水滸伝」(藤原審爾・小学館文庫)

 正義感の強い剣士、石川義信が流浪の末に倉敷に道場を構えると、わけありの男たちが集い始めた。やくざ同士の抗争や強盗団との争いを経ながら、世のため人のための生き方を模索する男たちは、県から干拓事業を任されることになる・・・

 剣豪小説かと思いきややくざ同士の抗争が結構な部分を占めていたな。まあそれでも拳銃はそんなに出てこないし、武術の達人ばかりで対処法も多いので武侠ものとしても楽しめた。一番興味深く読んだのは「スズメの尾を狙う心」の忠七さんの礫投げかな。
 後半になると名前だけの下っ端キャラが多数登場し、やや混乱もしたが、まあ主要キャラを覚えてればよいので問題なし。昭和の香りたっぷりのいかにも週刊誌読み物で、今読むと面白いなあ。ただ、ゴリ造と縄小僧はなあ。一応昭和にはいっての話なので、ちゃんとした名前あげろよ、と思った。
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蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

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