MIO JFL10年 私的オールタイムベスト

 MIOはJFL昇格から丸々10年を過ごした。この間、勝ったり負けたり負けたり引き分けたり。ゴールに喜び、失点にうなだれ、それでも楽しく応援を続ける日々であった。
 10年ともなれば、試合に出られていない選手も含め、数多くの選手がMIOに在籍した。区切りがいいので自分の印象の範囲で「昇格10年・私的MIOオールタイムベスト」を選んでみたい。
 GKやCB以外は、ポジションに流動的な部分が多いし、布陣をどうするかにもよるが、サッカー的なバランスを考えるより、ここは自分の「好み」を優先したい。

    木下
安楽  田中大 村上
   中濱浦島
細貝 谷口宇野 山田
    田中

SUB 石沢、馬場、菅原、アラン、坂本、久保、壽、安里、桝田、小山、尾上、若林、安藤、永冨から相手やコンディションに応じてセレクト

 攻守バランスは考慮しなかったが、結構守れる構成ではないか。堅固で足元もある2CB、両翼の後方は細貝、山田選手がしっかりカバー&攻撃参加。中盤の底は浦島選手がしっかり見て、ロングボール対応もOK。戦術眼、運動量に優れた中濱選手が駆け回ってスペースを潰し、中盤の組み立てにも参加してパス回しもスムーズに。両翼には田中大選手から好パスが続々と配球され、木下選手がひたすらゴールに向かう、と。両翼の片方、中濱選手あたりがゴール前に入ってきて好機も逃さない、とJFL優勝も夢ではない!かも。
 
 GK 田中選手、安藤選手、永冨選手での比較になることに異論はないだろう。反射とシュートストップでは田中選手、フィードは安藤選手、コーチングは永冨選手にそれぞれ特長があるように思う。
 
 左SB 細貝、壽、安楽選手を候補に。壽、安楽選手はMFに上げられるし、細貝選手を選びたいので細貝選手とする。
 右SB ここは現状で山田選手が圧倒的に抜けている。今後は得点力で稲垣選手が入ってくることになろう。

 CB 谷口、石沢、馬場、畑、宇野選手で。
 個人的に谷口選手は外せない。宇野選手はMIOが苦しい時期を支えてくれていたことを含め、入れたい。

 DMF中濱、安里、浦島、桝田、小山選手 
 相当な激戦区。安里選手が入ってきてもいいが、本領は前線と考えた。浦島選手は確定。小山選手はまだまだ伸びることを考えて、ここでは外した。
 
 OMF田中大、安里、安楽、村上、半田、若林、尾上 
 超激戦区。やはりロマンの田中大選手は外せない。好みで両翼にはドリブラーを置きたい。左は安楽選手か尾上選手。右は村上選手か。半田選手や若林選手を生かしたくもあり、迷う。

 FW 木下、アラン、菅原、坂本、久保 
 こちらも特性に応じて甲乙付けがたい。木下選手のプレーは本当に好きだったので選んだ。2トップにする場合は、相方がアラン選手か坂本選手か。

 こうしてみると、やはり和田サッカーへの郷愁が強いのかも知れない。それでも現役選手も3人も入っているし、これからの10年でまた書き換わってくるだろう。「オールタイムベスト」はサポーター、ファンの数だけあるはず。どんな選手構成になるのだろうか。
スポンサーサイト

振り返り選手編②

 DF編で恩田選手を書き忘れていた。
 序盤の何試合かで見ただけだが、悪くない動きだったと感じた。経験不足はあるのだろうけれど、年齢を重ねればいいCBになるのでは。
 MF編

 小山(北)選手 今季も中盤の攻守の柱としてほぼフル出場。昨年以上にボール奪取が研ぎ澄まされていた。どこにでも顔を出せるタイプだとは思うが、今年は2CBが開いた間に下りてボールをさばくプレーも印象的だった。馬場選手がCBとなった今年は特に「小山選手ありき」な中盤だったと思う。仕事量が多いのは承知の上で、寄せたときに奪いきるパワーがつくと、もうリーグでもスーパーな選手になると感じる。これもチームのやり方次第なのでなんともいえないが、攻撃センスも感じられるので、もう少し前でプレーする姿も見たい。

 斉藤正選手  中盤の底で途中交代で入ってくるケースが多かったように思う。体格もどっしりしていて、動き回るというよりは中盤の底で構えるタイプなのかな、と感じた。

 嘉茂選手  中盤以降はほぼレギュラーを奪取。テクニックとポジショニングで基本、攻撃的なことはパスを中心に高い精度でこなせる
選手、という印象だ。中盤の底からパスをさばいたり、トップ下のような位置でゴールを狙ったりと多才ぶりを発揮した。特にアウエー三重戦では、カウンターが面白いように決まっていた終盤、田中大選手を思わせるような圧巻の存在感だった。この1年でリーグレベルには慣れてくれたと思うので、来季はさらに高精度なプレーに加え、シュートやボール奪取での強引さも期待したい。

 原口選手  中盤の右サイドが主戦場で、たまに底もやっていた印象。切れのあるドリブルと戦術眼、献身性で非常に貢献度が高かった。原口選手にボールが入ると、安心してみていられる。タイプ的に得点力が高い訳ではないと感じるので、来季は原口選手のラストパスをバンバン決められるチームになってほしい。

 中村選手、斉藤選手については引退で触れたので割愛する。

FW編

 坂本選手  今季は右MFでの起用も目立った。ボールキープやトラップで「違い」を生み出していた。ただ、本領はやはりゴール近くなのだろう。裏に抜け出したり、ドリブルでつっかけたり、後方から飛び込んだり、というプレーが持ち味ではなく、中央、ゴール近くでボールを受けてなんぼ、というタイプだと思う。チームコンセプトなどがあるのだろうからなんともいえないし、プレースタイルに幅が出るなら良いのかも知れない。いずれにしろ、来季は2桁得点を期待したい。

 久保選手  今年は久保選手の出ている時に限って、空中で競り合わないと行けない長めのボールが多かったなあ、という印象だ。チームとして久保選手の持ち味を生かし切れなかったし、出し切れなかった感を受ける。本人もフラストレーションがあったのが、中盤に下がってすぐに前を向いて遠目からでも狙っていくシュートを何本か打っていた。このあたりのプレーには「点取り屋」の匂いが濃厚だった。来季はもう5㍍、10㍍前で打てると2桁得点は充分にいけるだろう。
 
 征矢選手  がっしりした体格でよく長めのボールを収めていた。パワー、体格だけでなく技術も兼ね備えていた。オールラウンドなタイプだろうから、チームの幅を広げる意味では大切な選手だと思う。

 堀川選手  アウエー三重での抜けだしゴールが鮮烈だった。出場試合を多く見られた訳ではないが、ボールを受ける際にゴールまでの
最短距離を詰めていくストライカー、という印象を受けた。パサーとの呼吸で得点を量産していくタイプなのではなかろうか。

 関口選手  ほぼ途中出場ながら5得点(だったかな)は見事の一言。Honda、青森(だったかな)、武蔵野戦のゴールを観られたが、いずれも技術、スピード、狙いの詰まった素晴らしいものだった。加えて、いずれも強引にでもゴールに突っ込んでやろう、と獰猛ささえ感じられる迫力満点なプレーで胸を打たれた。昨シーズン中盤には少し迷いの感じられるプレーで、終盤に少し吹っ切れたのかな、と思っていたが、今季は完全に「自分の良さをゴールに向けよう」というプレーぶりで、個人的には賞賛の一言しかない。
 先発、出場数が多くなかった点については、細かいパス交換になじむタイプではなさそうだからなのか、スタミナ的な問題なのかはよく分からないし、監督さんの専権事項だが、来季は関口選手の破壊力をより生かせるチームになってほしいと思う。

というところで個人的なMVPは攻守の要となった小山選手としたい。

 今シーズンはDF、MFのメンバーが割に一定だったのに対し、FWは日替わりと要ってもいいほどの動きようだった。けがとか相手の特徴に合わせたやり方などがあるのだろうし、固定化がいいとは思わないが、今季に限っては裏目に出てしまった感じもある。来シーズンはエースを張れる選手が出てくるのか、誰になるのかも注目したい。

振り返り選手編①

 今季はあまり観戦できてないので、言及できる選手が少ないのが寂しいところ。

 永冨選手 今年も好セーブが多くみられた。CB陣とのコミュニケーションがとれているからだと思うが、飛び出しの範囲なども安定しており、昨年に続き安心感があった。キックの精度もMIO加入年に比べると相当アップしていると思うし、現状での守護神はやはり永冨選手だろう。三重戦でのけがは、チームとしても大きな痛手だった。来シーズンの復活を楽しみにしたい。

 石原選手 永冨選手をずっとみていたからだろうが、まだ慣れない面も見受けられる。最終戦ではフィードや飛び出しが不安定になってしまったが、経験を積んで成長できると思うので頑張ってほしい。

DF編

 大杉選手 いつも事前の位置取りがうまいなあ、と思ってみている。今季は特にカバーリングのよさが目に付いた。バックラインで回しながら、タテに入れるボールも実はなかなか精度が高いな、と感じている。
 
 馬場選手 今年はほぼCB固定。身体能力を生かしたプレーは、やはり見ていて頼もしかった。足元もあるので苦しい状況でも馬場選手のところでボールが収まると、かなり楽になるのが見ていてもわかる。

 門司選手 開幕あたりはFWで途中出場していたが、途中でCBにコンバート。終盤はけがなのか、ベンチ外が多かった。なんと言っても高さと手足の長さがあり、ハイボール、くさびをしっかりはじき返せるのは大きかった。スピードも結構あり、FWらしく足元もしっかりしており、シーズン中盤のMIOが一番良かった時期を支えていたと思う。終盤に出番が減った理由はよく分からないが、門司選手がいることで選手起用の幅も広がるし、来季のMIOにも欠かせない人材と位置づけている。

 稲垣選手 右SBとして、終盤のけがまでほぼレギュラーをつとめ、4点をあげた。ダイナミックな飛び込みと高い位置で受けて中に切り込んでいく動きは武器になっていた。あとはクロスの精度が高まればMIO歴代でもかなりの位置を占めるのではないか。

 佐々木選手 主に右SBとして出場。特段の派手さはないが、攻守に骨惜しみない動きが良かった。最終戦では攻撃もかなり目立っていたので、来シーズンが楽しみだ。

 久保田選手 主に左SBで展開によってはMFに。昨シーズンに続き快足を生かしつつ、見た試合の限りではプレーの質にやや波があったのかな、という印象だ。ポテンシャルは相当なものだと思うので、来季は大化けを願う。

 瓜生選手  左SBとして、小柄ながらスピードと高精度クロスを見せてくれた。FK、CKキッカーも努めるなど貢献度は高かったと思う。特にクロスの精度は、チームコンセプトによってはかなりアシストがつきそうな感じだ。

2017シーズン振り返り

 今季のMIOの通算順位を振り返ると6勝15敗9分けの14位。得点27、失点46で得失点差は-19だった。試合数が異なるので単純比較はできないが、14チーム中12位だった2014シーズンと並び、過去最低タイの勝ち星となってしまった。得失点差をみると、失点はワースト6位タイで昨年取り1点多いだけなので、悪いなりにさほどでもない。ただ得点がワースト3位で、昇格後をみても14チーム開催だった2014年シーズンの24点に次ぐ少なさだった。昨年は2人の二桁得点者を生んだが、今年は坂本選手の6が最多となっている。降格圏とは勝ち点1差で、数字だけ見れば、14年シーズンに並ぶ成績の悪さ、ということになる。
 
 シーズン前は中口監督2年目、昨年の主力メンバーは結構残ってくれたことをもって中位定着、うまくすれば4位圏内をうかがえるのでは、という期待もあったが、現実は厳しかった。

 応援に行けた試合を振り返ってみると、攻撃の意図は見えつつも得点に繋がらないうちに失点してしまい、そこからずるずると試合を終えてしまう、という展開が目立った印象だ。前からの守備、パスで崩す意図の精度は昨年並みか、向上している印象を受けた。ただ負けゲームはどの試合も、いい寄せをしてボールに足を絡めているのに奪いきれず、結局相手ボールになる、あるいは細かいパスで崩しかけるが、最後にフリーで使いたい選手へのボールがひっかかる、といったシーンが多かったように感じた。そのもどかしさが、引き分けの多さであり、負け数の多さ=勝ち切れなさ、勝ち点とれなさ、ではなかったか。
 また、選手個々の水準は決して悪くはなかったし、能力は充分持っていると感じたが、チームの構成として中盤より前は特に、体格面含めて「似た感じの選手」がそろい過ぎた感があった。小柄で運動量豊富、というタイプが多く、それはそれでいいのだが、攻守での打開力を少々欠いたきらいがあったかもしれない。昨年は馬場選手が中盤に入ることが多く、中盤の守備で体格的に踏ん張りがきくシーンもあったが、今年はその面では厳しかったと感じたし、攻撃でも明確な「個」を打ち出せたのは関口選手くらいではなかったか。なんでもかんでも個の力がいいとは思わないが、今年はそのあたりのバランスがうまくいかなかった、うまく組み込めなかった、という印象を受けた。
 と、書いてみたが、不振の要因については選手、監督さんが一番分かっていることなので、あくまで素人ファンがみた感想に過ぎない。下手すれば降格のシーズンだったが、2014年に比べると内容的には今シーズンの方が勝っていると思う。守備のあと一歩、パスのあと一本を克服できれば、ホーム三重戦のようなゲームを増やすことは充分に可能だろう。相手もあることで、その一歩、その一本が難しいのだろうが、決して越えられないハードルではないと思うので、来年こそ中口サッカーが花開く姿を待ち望みたい。

vs浦安

 0-1で最終戦も黒星で終了
    坂本
斉藤  嘉茂 原口
   中村小山
久保田馬場大杉佐々木
    石原 こんな感じか?

 強風の布引で風上でスタート。序盤こそ風で伸び縮みするボールを収めるのに苦労したが、徐々にペースをつかみ出す。ボランチの位置からサイドに広く振る展開を多用し、右サイドの佐々木選手が躍動するシーンを数多く作り出し、主導権を握った。嘉茂選手谷中村選手、斉藤選手あたりがゴールの匂いがするプレーで迫るが、枠外に飛ぶなどして決まらない。パス交換も密集地帯を抜けるときと絡まる時が出始め、カウンターを受ける場面も増え始めた。それでも主導権はがっちり握っていた30分頃、大杉選手、馬場選手がヘッドでGKに戻したところ、息が合わずにラインを割ってCKを与えてしまう。しかもこのCKを決められてしまう最悪の展開となってしまった。
 
 後半も主導権を握り、さらに攻勢をかける。左サイドの久保田選手も果敢に前に進出。中村選手、斉藤選手と絡んで幾度も切り崩しにかかる。守っては小山、馬場選手の危機管理がよく、ほぼ一方的に支配する時間帯も生まれ始めた。相当早いテンポのパス交換からシュートチャンスに持ち込むシーンもあったが、これも決まらず。終盤は馬場選手を最前線にあげて1点を奪いにかかるが、浦安の守備陣を崩せず、終了した。

 被決定機は失点場面とあと一回くらいだったことを考えると、勿体ないことこの上ないゲームだった。ちょっとしたミスから決められ、好機を生み出しかけるも決めきれず、という今季の苦しさを象徴するゲームを最終戦にしてしまった。斉藤選手、中村選手のラストゲームということを思うと、結果にはがっくりきてしまった。結局、降格チームとの勝ち点差はほぼないに等しい。シーズンで1、2試合ならともかく、この手の内容を何試合も繰り返してしまうということは、掛け値なしにこれがMIOの今季の力だったということだし、この現実は直視しないといけない。

 とはいえ残留できたのも現実だし、攻守にいいシーンは多かった。目の覚めるような速度のパス交換は、一瞬Hondaかソニー仙台かと思ったし、小山選手のカバーはほぼ完璧に近かった。監督さんの挨拶から、来季もやってくれそうな印象を受けたので、攻守ともより磨きをかけてほしい。

 試合後に斉藤選手と中村選手の挨拶があったが、それぞれに人柄が出ていて、胸を打たれるものだった。勝てはしなかったけれど、大勢のお客さんが入ってくれている日だったのがよかったなあ。
 
プロフィール

蹴球四十雀

Author:蹴球四十雀
滋賀のサッカーJFLチーム「MIOびわこ滋賀」を心の底から応援しつつ、たまにフットサルで息を切らす。一方、書斎での濫読(純文ラノベ歴史ノンフィクション)や琵琶湖周辺の野山歩きもこたえられません!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード